バスを交通手段としているスキーツアーやスキーバスを利用すると、バスに乗り込んでしまえばゲレンデまで連れて行ってもらうことができるというのが大きなメリットです。帰りもバスにさえ乗ってしまえば元の発着点まで送り届けてもらうことができるため、移動に際して大きな苦労がなくなります。しかし、スキーツアーを選ぶのとスキーバスを手配するのとでは少し違いがあります。どちらも朝発、夜発といったサービスを提供しているため、どれだけ滑りたいかや体力的な問題から好きなタイミングでスキーに行くことができます。
違いとして大きいのは片道予約ができるかということと、リフト券などがパッケージ化されているかどうかという点でしょう。スキーツアーの場合には往復のバスとリフト券がパッケージ化されて安価になっていることが多く、これらを全て利用する場合には価格面でのメリットがあります。一方で、スキーバスの場合にはこれらをバラバラに手配することが可能であり、別の方法でリフト券を手配している場合や、帰りのバスは別のものを使いたかったり、帰りのバスは現地で手配したかったりした場合には有用な選択肢となるでしょう。より簡単に安くスキーに行こうと考えたらスキーツアーの方が便利ですが、そのためにある程度の束縛を受けなければならないということには注意しておくことが大切です。
より自由度を求めるならスキーバスをその都度手配するのに越したことはありません。